今回は社交ダンスをされているお客様のトレーニングをご紹介致します!
体幹をしっかり安定させながら、手足をうまく動かせるようになりたいというのが第一の目標です。
お身体の現状
・腹圧を高めるのが苦手(腹筋を固める癖がある)
・背中を反って力を発揮しようとする(胸を張りすぎる)
・デスクワークの為、首、胸部、背中の筋肉の硬さがある
・息を長く吐けない
といった状態です!
社交ダンス自体が特殊な身体の使い方をする競技なので、まず体幹の安定性、すなわち腹圧の向上が最優先に行うべきと評価し、トレーニングを進めています。
トレーニング内容
① 首周りの筋肉の緊張緩和
② ブレーシング呼吸(腹圧)
③ 体幹を固定した状態での四肢のエクササイズ
④ ウェイトトレーニング(腹圧意識)
呼吸の良し悪しのチェックで私たちは風船を使用し、膨らませることができるか?膨らませる時に首や肩が力んでいないか?などをみていきますが、この方は膨らませることができません!
どうしても吸う時に胸式呼吸のみになり、吐く時は腹筋を固めて吐いてしまうので、今はウェイトベルトをお腹に巻いて、お腹を膨らませるブレーシングという動きをインプットしている最中です!
何度か続けていくと、今までビクともしなかった風船に少し空気が入るようになりました。
また、前回から重りを担いでのバックスクワットを開始しましたが、下半身を強化する目的ではなく、ブレーシングのタイミングをインプットする為に行います!
一番下までしゃがみ、起き上がる瞬間にブレーシングを意識しますが、何もない状態だと意識しにくいので、ウェイトベルトを巻きます!
この時、お腹でウェイトベルトを千切るイメージでお腹を一気に膨らませるとよくわかりますよ!
後は、顔や口周りの筋肉の強張りもあり、風船を膨らませる時にどうしても顔のあたりが力んでしまうので、私生活でよく笑うことをオススメしました!笑
お話を伺うと、仕事中も全然笑わないそうです。笑 (マスクをしているので余計笑わないだとか・・・)
笑うことと、ため息をつくことは大切ですよ!!!
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